第2期 国語の教室

2022年4月1日に開講した、塾ではない国語の教室は本日25日の授業で本年度の学習を終えます。

手探りでの指導でした。通ってくるこどもたちは熱心に勉強し続け、一人ひとりが自分の目標を超えていきました。

今月に入ってから『この一年間(二年間)で成長したと思うこと』を作文してきました。中学年は200字程度 高学年は400字程度の条件付きです。いわゆる生活作文とは違って抽象度が高めの内容です。この字数の制約はハードルが高いように見えましたが、こどもたちは内容と字数の課題をクリアしていました。

国語の教室に来た頃は「作文書きたくい、書くことない、書き方わからない…」と、ないないづくしでした。そのこどもたちが一生懸命に今と昔の自分を比較して、ことばを懸命に紡ぎ、自分の思いや考えを保護者のみなさんと私に伝えようとしていたあの時間。手探りではありましたが、積み重ねてきた国語学習の方向と内容は間違っていなかったという確信を与えてくれました。

学校では本日、修了式が行われ担任から通知票が一人ひとりに手渡されます。

国語科の評価項目をよく読んで、一つひとつの評価(◯や△など)と所見を丁寧にみてほしいと思います。国語の教室で学んだことが学校で活かされているかのリトマス紙になります。