先生、ぼくは宇宙人じゃないよ?

おはようございます。

これはある絵本のタイトルです。

(古内しんご 作 宇宮7号 絵 三恵社) 最近出版された絵本で、私は先日あるインターネットラジオの放送でこの絵本を知りました。

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取り寄せて、早速読んでみました。実によくできた絵本で、学校の「あるある」的な内容です。 

小説や映画などを読んだり、見たりした時に思う事は、ラストに救いがない作品は「しんどい」ということです。この絵本も前半はしんどいのですが、後半に進むにつれて明るくなっていきます。最後の場面、読者はハラハラドキドキしますが、見事にその不安や心配を乗り越えていく「ぼく」の姿にほっとするとともに、大きな拍手をしてあげたくなります。 

こどもたちだけでなく、学校の先生をはじめとして学校関係者の方々に広く読まれてほしい絵本です。 

皆さんもぜひ「先生、ぼくは宇宙人じゃないよ?」を手に取って読んでみて下さい。