私が生活している地域では、年間数回行う参観授業のうち1回を人権参観にあてる学校が多いです。地元では人権教育や人権参観などと言われています。
ところで、算数教育や算数の参観と言えば、なんとなくでもイメージが浮かびませんか。算数は正式には算数科といい教科の一つで、教科書あります。
一方で、人権参観では何を学ぶのでしょうか。人権科という教科はありません。教科書もありません。
では、その時間内に抽象度の高い人権の何をどのように学ぶのでしょうか。
差別をテーマにした内容の物語を読むのでしょうか。あるいは、「お互いに人権を尊重して生きることはすばらしい」などの作文を書かせるのでしょうか。
やはり、これらの混乱は
人権参観とはなんぞや?
人権教育とはどういう教育?
など、はじめの一歩が曖昧なために起きていると考えられます。
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2023.10.29