お答えします 3

更新しないままで時間だけが過ぎていきました。拙文へのお尋ねにお応えする3回目(最終回)です。

kiramekituzuriさんのコメントを引用します。

〈他の先生の発問でないとすれば、なぜtakehasinayakaさんは、これだけの自信を持っておられながら、①この発問の可否を問われたのか?
私の今回の疑問の焦点は、そこにあるのだと思います。
何かご自身で、ひっかかる出来事がお有りだったのだろうか?と。もし有ったとしたら、それはどんなことだったのだろうか?と疑問は続きます。

そして、②教科内容の「文章を検討し作者や筆者の主張を正しく理解し批評する力を付けること」とは、更に何のために行われるのでしょうか?とも。〉

①この発問のねらい(目的)は、読者に全文を隈なく読ませることです。

そのためには、読者である生徒たちの興味関心を引き出し、学習内容が明解であることが必要です。

それらを踏まえて作った発問ですが、あくまでも今のところ仮説です。多くの方に検討してもらい、精度を高めたいからです。

②児童生徒の国語力(特に言語力)を高めることは人間の成長に欠かせないのです。

相手の主張や筆者の考えの正否はまず横に置いて、主張や考えを正確に理解する必要があります。その後に自分の判断を示すのが正道ですが、個人の言語力がやせ細ってきた現状では、鵜呑みして騙されるか、誤って理解するか、あるいは誤魔化される可能性が高まっています。

国語力は全ての教科の根っこであり、ひとり一人の基盤だと私は考えていますので、お尋ねのような指導を長年してきたつもりです。

追記 長年してきました と言い切れないのがつらいところです