セミロングホームルーム

長めのタイトルです。コレは中学2年国語教科書(三省堂)に掲載されている文学作品の題名です。戸森しるこさんの書き下ろし作です。大変おもしろい内容で、考えたい問いがいくつもある良質な文章です。ぜひ一度全文を、読んでみてください。下記リンク先の中段辺りに全文あります。

f:id:takehasinayaka:20240127061654j:image 

https://www.google.com/url?q=https://tb.sanseido-publ.co.jp/03gkpr/documents/digital_digest/03gk_digest.pdf&sa=U&sqi=2&ved=2ahUKEwiK2I7X-fuDAxWPia8BHZKACNYQFnoECBIQAQ&usg=AOvVaw2fL5d48eYywn8G_EFtgo6_

さて、この作品を国語の教材としてみたとき、こどもたちにどんな問い(発問)が考えられるでしょうか。

 ①こどもたちにどのような力をつけるか

 ②そのための発問や手立ては何か

この順で考えることは鉄則です。

ところが、近ごろは①を飛ばして、いきなり②へ向かう先生が増えていることに驚くと共に危惧もしています。

私は次のことを考えて発問を考えてみました。

・全文を丁寧に読んでほしい(そうしないと答えが見つからない)

・意見を、支える証拠のことば・文章・表現を明らかにして考えたり意見を述べたりしてほしい

・文章を検討する力、他者の意見を聞き自分の考えを広げたり深めたりする力を養う

発問 『語り手の私(竹内)は男性か女性か』

みなさんはどのように思われますか。

また、この発問の可否はどうでしょうか。