長めのタイトルです。コレは中学2年国語教科書(三省堂)に掲載されている文学作品の題名です。戸森しるこさんの書き下ろし作です。大変おもしろい内容で、考えたい問いがいくつもある良質な文章です。ぜひ一度全文を、読んでみてください。下記リンク先の中段辺りに全文あります。
さて、この作品を国語の教材としてみたとき、こどもたちにどんな問い(発問)が考えられるでしょうか。
①こどもたちにどのような力をつけるか
②そのための発問や手立ては何か
この順で考えることは鉄則です。
ところが、近ごろは①を飛ばして、いきなり②へ向かう先生が増えていることに驚くと共に危惧もしています。
私は次のことを考えて発問を考えてみました。
・全文を丁寧に読んでほしい(そうしないと答えが見つからない)
・意見を、支える証拠のことば・文章・表現を明らかにして考えたり意見を述べたりしてほしい
・文章を検討する力、他者の意見を聞き自分の考えを広げたり深めたりする力を養う
発問 『語り手の私(竹内)は男性か女性か』
みなさんはどのように思われますか。
また、この発問の可否はどうでしょうか。