この話題は以前にも別のブログに書きました。
材の熟語に材料や素材があります。木は加工されて木材に、各種の良問を編集して作成した教材などの使われ方をします。このことからも材には『役に立つモノ』という意味があることがわかります。
課題山積の日本において、文科省(国)が育てたい(ほしい)のは、各分野に秀でた存在(モノ)です。そのような環境のもと彼らに求められることは、正しい理解と的確な判断など無機質的な領域の要素です。喜怒哀楽や個性といった人間らしさは重視されないか、切り捨てられます。
教育は100年の大計と言われますが、沈みゆく祖国の起死回生を図ろうと、人間ではなく人材を育てることに舵を切った日本。🇯🇵の100年後の姿がイメージできません。このままでは日本はホントに危ない!
『明日の日本』を私たちはこどもたちに託して襷を渡すのです。その責任の重さを考えるなら、少なくとも、家庭でも、学校でも、地域でも、大人は人間を育てていることを再確認することから始めませんか。