やわらかな発想

昨日、応援している少年野球チームIBSの監督さんと久しぶりに会いました。いつものように話は多岐にわたり、あっという間の2時間でした。

そのなかでも監督さんの次の話は考えさせられました。

小学3年生チームの地域リーグ戦でのお話です。監督は新チーム発足時、保護者さんたちに「目先の勝利にはこだわらない」指導方針を話されたそうです。リーグ戦でも勝ちに行けば勝てた試合を落としていました。

ある日、午前中の試合で負けた相手に午後から練習試合を申し込まれ快諾。試合は3回でIBSのコールド勝ち!試合後に相手の監督がベンチに来ておっしゃたことは「リーグ戦とはまるで別のチームみたいでした」

対して、監督『リーグ戦はメンバー全員が色々な意味で経験を積む場と考えています。だから勝ち星は二の次です。練習試合はこどもたちから勝ちたいという声がたくさん聞こえて来たのでベストメンバーでスタートしました。たぶんこれが今の力だと思います』

この発想のやわらかさ、あたたかさには脱帽するしかないですね。

こうした経験を重ねて彼らが6年生になりチームを組んだとき、結果として勝ち星がついてくる。そのことを昨年度実証した監督さんのコアはこれだったのかと謎が解けました。

見習わなアカンことてんこ盛りです🍚🍚🍚

                 2023.10.12