ガラケーの時代

おはようございます。

一ヶ月前の朝は「今日も暑い朝ですね」の挨拶で一日がスタートしていました。

ところが最近は「今朝も寒い朝ですね」にかわりました、すっかりと。時間の流れは予想以上に速いと感じます。

時の流れの速さのことですが、ガラケーという携帯電話器が昔ありました。

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四半世紀(25年)前のことです。まだ携帯電話を持つ人は少数派でした。電波状況も整備が整わず、会話の途中でプープープーなんてことは日常茶飯事でした。

そこで、連絡手段として目を付けたのがメール機能でした。そのときに、私にとっての「携帯の師匠」から学んだことは、メールを手紙のように書くことでした。葉書ではなく手紙ですから一語や一文というわけにはいきません。

こうして私は長文派になりました。あの小さな画面をスクロールしながら、よく書けたものだと思います。『これはメールじゃなくて作文ですね』とよくからかわれましたが。

スマホがほぼほぼ行き渡った現在、画面は当時では考えられないぐらい大きくなりました。

しかし、言葉は省略されて短く、文章も短文化し文の数もずいぶん減りました。どうやらスマホの役割はメールにはないようです。

アナログを敬遠しがちな今の時代、どこで書く力を養っていけばいいのでしょうか。

                 2023.10.26