1秒が1年をこわす

20年ほど前の5年生版国語教科書に「1秒が1年をこわす」(伊藤和明)という説明文がありました

46億年かけて築いてきた地球環境が産業革命以降の人類による生産活動によって破壊されようとしていることを興味深くわかりやすく学べる書き下ろしの説明文でした

地球の歴史46億年を1 年と仮定するとこの200年間の産業活動期間は1秒に相当し、1年かかって築き上げたものをわずか一瞬の1秒で全てを破壊してしまうというものの見方考え方は5年生の子どもたちの頭と心に充分響きました。

この説明文の中で、筆者はこのままの産業活動を続けていくならば人類は自然から「しっぺ返し」を受けると書いてありました。

昨日は観測史上国内第一位の気温41.2度が兵庫県丹波市で観測されたそうです

また今年は梅雨明けが非常に早くこの夏の水不足が心配もされています。

振り返ってみると、ここ数年、気象に関しては毎年観測史上最も…の記録というフレーズが定番になりました 現在の地球に生きる私たちは既にしっぺ返しの渦中にいるのかもしれません

そう考えると未来は暗い感じがしますが、ある子どもさんがノートに書いた文章を今でも覚えています

要約すると「人間は自己中心的に振る舞ってこの地球をこわしてしまう直前まできてしまった。逆に言うと人類の科学力はそれぐらい大きな力を持っているということだ。その力を今度は地球環境を回復させる方向に働かせたら地球はこわれないかもしれない。人類が力を出し合えば、地球の未来は必ずしも暗いばかりではないと思う。」

大国が領土や地下資源の確保のために小国を攻撃している場合ではありません

今こそ叡智を集めて団結するときだと考えます

皆さんはどうお考えですか